サプライズ好きな彼からのプレゼント

彼と付き合い始めて1年が経とういう頃。
付き合い始めた記念日をどう過ごそうか2人で話し合っていました。
普段は行かないような、ちょっとお洒落なレストランで食事でもして過ごそうかと計画し、
時期が誕生日やクリスマスに近い時だったので、特にプレゼントは用意しないということで決まりました。
当日、私たちはいつもより少しお洒落をしてデートをし、事前に予約しておいたレストランでディナー。
彼と付き合って1年、時にはケンカもしたけれど優しくて頼りがいのある彼と一緒に過ごすことができて幸せだなぁと
私はしみじみ感じながら、2人の時間を過ごしていました。
美味しい食事も終わって、お店の人に記念日も祝って頂いて、私は上機嫌。
彼の車でドライブしながら、自宅に向かっていた時のことです。
彼が突然「あれ、やばい」と言って焦った素振りを見せました。
と、それと同時くらいにスピードが落ちでいく車。
「え?なになに?」と不安を隠せない私。
車の免許を持っていなくて、運転に関する知識がない私は、彼がどうして焦っているのか
どうして車がノロノロ運転になってしまったのか、わからないのです。
そうこうしている間に、車は止まってしまいました。
辺りは街灯が少ししかないような暗い道。
彼は車の色んな所を点検しているようですが、車は動きません。
そんな時、彼が私に「後のトランクに工具が入ってるから取ってきてくれない?」と言いました。
私は正直「えー」と思ってしまいました。
だって、外は暗いし真冬で寒いし、そんな中で私を行かせる?と思ってしまったのです。
でも私は何もできないから、せめて協力できることはしないと、と思って寒空の下、外へ。
かじかむ手でトランクを開けたら・・・・ビックリ!
そこには両手で抱えきれないくらいのバラの花束が。
私は状況が飲み込めず、ポカンとしてしまいました。
そこへ、照れくさそうに笑いながら彼が来て、バラの花束を私に手渡してくれました。
そうです、車の故障はこのサプライズをする為の、彼の演技だったのです。
私は、不安な状況から一転、嬉しいサプライズに思わず号泣でした。
私を喜ばせようと色々試行錯誤してくれる彼のこと、もっと好きになった記念日のプレゼントでした。

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