付き合った当初貧乏だった夫はプロポーズのときにきちんとしたプロポーズの指輪をくれませんでした。指輪はなかったけど、私はこれでいいと思っていたのです。当時お金が本当になかった夫に無理はさせられなくて、何も言わずに私はプロポーズを受けたのです。
それからもうずいぶん年月が経ちました。初めのころは汗水たらして働いていた私ですが、夫の仕事が軌道に乗り、おかげで今は専業主婦をさせてもらっています。だいぶ裕福な生活に変わったと思います。子供にも恵まれとても幸せな生活をしているときに夫にプレゼントをもらったのです。この日は結婚記念日でした。
夫は「これ開けてみて」と言って、私に小さな箱を出したのです。何か分からずとにかく開けてみると、指輪の入れ物のような箱が出てきました。「まさか」と思って私はこの指輪の箱を開けて見たら、キラキラ輝く宝石の指輪が顔を出したのです。私の大好きなルビーの指輪でした。無粋だったので値段までは聞いていませんが、おそらくすごく高価なものだと思います。私は本当に驚きました。そして「遅くなってごめん。これからも一緒にいてください」という夫の言葉に感動しました。嬉しくて思わず涙がボロボロ出てしまいました。
私はあのときから夫に一生ついていくと決めています。本当にすごくうれしくて、心に響く結婚記念日のプレゼントでした。結婚してから10年以上経ったのですが、彼を選んで間違いなかったです。夫は私のことをたくさん幸せにしてくれています。こんなに幸せでいいのかと思うくらいです。家族みんなでこれからもこのようにおだやかに過ごしたいなと思っています。とっても幸せを感じながら過ごした1日でした。
この話を友人たちにしたのですが、すごく羨ましそうにされました。ちょっと鼻高々な気分になれて、夫のことがもっと好きになりました。